2019/09/11
Markdown を知ろう!
*この記事は Markdown で書いています。
Contentful で記事など(長文)を書くフィールドに、Markdown (マークダウン)と Rich Text (リッチテキスト)という2種類のエディタがあります。この記事では Markdown について解説していきます。(*サイトを作る際にどのエディタを使うか設定するので、後にエディタを変更することはできません。)
Markdown(マークダウン)とは?
マークダウンは文章を記述するための記法(マークアップ言語)の一つです。Web上に何かの情報(文章)などを表示するには、HTMLのような「マークアップ言語」を使いますが、表記が複雑で使いづらいという特徴があります。そこで、マークアップ言語を簡単にしたマークダウンという記法がうまれました。(下で比較しています。)
1// HTMLで記述すると複雑......2<h1>お買い物リスト</h1>3<ul>4 <li>りんご</li>5 <li>はちみつ</li>6 <li>パン</li>7</ul>
1// マークダウンで記述すると読みやすくて簡単!2# お買い物リスト3- りんご4- はちみつ5- パン
さらに、Contentful ではマークダウンのエディタを利用することで、SNS の一部の埋め込み(Twitter のツイートなど)やより文章をカスタマイズすることが可能です。それではマークダウンの表現集を見ていきましょう。
マークダウン表現集
見出し
1## Heading22### Heading33#### Heading44##### Heading5
Heading2
Heading3
Heading4
Heading5
リスト
1- サンプル テキスト2- サンプル テキスト3- サンプル テキスト
- サンプル テキスト
- サンプル テキスト
- サンプル テキスト
11. サンプル テキスト22. サンプル テキスト33. サンプル テキスト44. サンプル テキスト
- サンプル テキスト
- サンプル テキスト
- サンプル テキスト
- サンプル テキスト
テキストの装飾
1*イタリック*2**太字**3~~打ち消し線~~4`コード`
イタリック
太字
打ち消し線
コード
テーブル
1| Header | Header | Header |2| ---------- | ---------- | ---------- |3| Cell | Cell | Cell |4| Cell | Cell | Cell |5| Cell | Cell | Cell |
Header | Header | Header |
Cell | Cell | Cell |
Cell | Cell | Cell |
Cell | Cell | Cell |
水平線
1---
画像
1![マークダウンイメージ](//images.ctfassets.net/d43i7wzic99c/EfqcXdSCuOpMUKBRpDkvZ/dbde29cb904cceb2c2b71dbcdd133587/markdown-image.jpg)
SNS 埋め込み
ほとんどの SNS は記事やブログなどで共有できるように各投稿用のHTMLを用意しています。 ツイッターを例にして説明すると、共有したい投稿までいき、端っこのボタンを押すと、埋め込みという選択肢があると思います(または共有 → 埋め込みの流れ)。埋め込み用のコードをコピーして貼り付けて、表示します。 (このサイトで利用するとよくエラーが起こり、表示されないことがあるので、私の場合、サイト専用のコンポーネントを作成し、利用しています。)
1// Spotify の埋め込み2<iframe src="https://open.spotify.com/embed/track/5sBPYOkp1YgCo5GGHBNWqG" width="300" height="380" frameborder="0" allowtransparency="true" allow="encrypted-media"></iframe>
マークダウン記法どうでしたか?個人的にはマークダウンの方が自由度が高く、扱いやすいので基本的にこちらを利用してます。リッチテキストはシンプルではありますが、日本語の文章を書くにはやっぱり不便を感じますし、自由度も少ないため、あまり利用していません。それでもやはり、マークダウンに抵抗感があるひともいると思うので、Contentful が改善してくれるのを期待して待っています。より多くのマークダウン記法を知りたい方はこちらのページをご覧ください。
さて、今回はマークダウンを使った表現を紹介しましたが、今現在、マークダウンをさらに拡張したMDXという新しい技術が出ています。これを使うと、マークダウン記法に加え、コンポーネントといったものを記述できるようになり、よりカスタマイズすることが可能になります。このサイトはMDXで記述できるように作成したので、ところどころでコンポーネントを使っています。ぜひコンポーネントページに飛んで、試してみてください。